2012年05月05日

Vは復讐のV──V2ロケットについて映像で知ろう。

Vロケットに関しては、この映像がよくまとまっています。


http://www.youtube.com/watch?v=ro4ApX7EhJw&feature=related


 Wings of the Luftwaffe (独逸空軍の翼)と題する、ディスカバリー・チャンネルの45分番組(13回シリーズの Episode 11)です。タイトルは V1 ですが、V2についても詳しい。

http://www.tvguide.com/tvshows/wings-luftwaffe/episodes/284121


 3:00 からのナレーション

"Weighing over 14 tons, with the range of nearly 200 miles, it bore its 1-ton warhead at the top speed of 3,400 miles per hour."

 

(200マイルというレンジは開発を進めていた V-2Bのものだと思われる)

・warhead(弾頭)に積載した爆薬1トン

・時速3400マイル=約5500キロ というスピードが重要で、これは音速(1225Km/h)の4.5倍に相当する。聞こえない破壊物が落ちてくるという恐怖。

(『重力の虹』のスロースロップは、それが自分をターゲットにして落ちてくると信じている。それを信じる統計的な理由があるのだ。)


 映像の

36分36秒くらいから 41:00 くらいに V2の話が簡潔にまとまっています。


・launch pad(発射台)が移動式。すべてを数台の車で運んでどこからでも発射できた。

・1942年末に最初の打上が成功と

・軌道の安定と誘導システムの精緻化が問題だった。 (38分50秒に壮絶な爆発映像)


・燃料は液体酸素とアルコール

・重力加速度: 55,125 pounds と言ってます。約25トン重。

・推力重量比が 2.0 近くもあった。

・飛行距離は最大60マイル。飛行時間は4分に若干欠ける。


ロケット開発の場:バルト海のウセドム島にあるペーネミュンデ(英語では「ピーナマンダ」のように発音している)

33分48秒くらいから、バルト海のウセドム島にある人面のような映像が印象的です。

 

『重力の虹』第3部では、終戦の夏、スロースロップがここにやってきます。


posted by GR at 03:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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